関西アートミュージック・プロジェクト

関西から同時代の新しいクラシック音楽作品を発信する


2023年1月22日に次回コンサートを開催します。


関西学院出身の作曲家達と、映画「にしきたショパン」、震災、ヒロシマのピアノ音楽

山田耕筰~大澤壽人~佐原詩音~近藤浩平
ピアノ/朗読/演出:清水友美


コンサート詳細とチケット予約購入はこちら(teket)


大阪・関西万博TeamEXPO 共創チャレンジに参加します。

大阪・関西万博を機会に、主にクラシック/現代音楽の分野における音楽作品を作曲・演奏発表し、大阪・関西万博記念音楽作品として残します。私たちの時代・地域の音楽の世界への発信と活動により、関西を拠点に作曲創作活動・演奏活動が持続的に行われ、それを聴く人々がいる地域文化の基盤を作る。関西を拠点とする演奏団体、作曲家、演奏家を
起点に、国内各地、アジア等国外の作曲家や演奏家とも連携し音楽文化の地産地消を生みだします。

宣言
呼んできて消費する文化から、地域で育て世界へ発信し持続する地産地消のグローカルな音楽文化へ。音楽史に残る芸術的事件を大阪・関西万博で起こそう。関西を世界が注目する音楽の都にしよう。

目標
万博の文化プログラムは、関西の文化・芸術団体や創作家が参加し、その創作を世界にアピールし、会期後にも持続的して世界的レベルで持続的に活動を続けていく基盤を築く機会と考えます。一過性で外から呼んでくるコンテンツで華やかなイベントを行ってのエンタテインメント消費で終わってはいけないと考えます。私たちは、作曲家・演奏家として、関西のオーケストラなどの演奏団体との共創や、音楽コンクール、演奏会の開催などを行ってきました。「持続可能な文化」「音楽の地産地消」、「参加できる音楽」「同時代のアート・ミュージックとしてのクラシック・現代音楽」という考え方のもと、大阪・関西万博という機会に、新しいアート・ミュージックとして発表し関西発で世界に共有される新しい音楽を発信します。

活動内容
参加作曲家は、それぞれ創作活動を行い、新作の発表を行っています。参加演奏家、演奏団体は、同時代の新作の初演、再演に日常の演奏活動で積極的に取り組んでいます。 主にクラシック・現代音楽の分野での同時代の音楽作品の創作、演奏を行っています。また、プロが演奏するだけでなく、アマチュアや次世代が参加できるワークショップなどのプログラムにも取り組んでいます。

今後の活動
未来社会に残し伝えるべき音楽作品を作曲し上演し、世界の音楽家のレパートリーになる新しいクラシック音楽作品を文化遺産として残します。アマチュア音楽家、地域の方々、子供たちなど誰もが自分自身の音楽の創造に参加できる音楽、ライブアート、ワークショップの場もつくりだし、地域文化と交流の場を生み出します。

共創への考え方
大阪・関西万博を機に未来に残す音楽作品は、持続可能な地産地消の文化となることを目指します。 音楽は、ある時代場所に生きる人のそれぞれの文化、価値観、メッセージを伝え、人々に力を与えるものです。音楽は人と人をつなぎ、多様な音楽が作られ聴かれることは文化の多様性を守り、社会の共感と寛容と平和のために重要です。多様な作曲家、音楽家の文化的発言の発表機会を確保するということは文化の平等の上でも大切です。音楽を聴いて消費するだけでなく自らが「創る」という体験も質の高い教育には重要です。音楽・文化の市場の成長は物的な資源を消費しない持続可能な文化経済の成長を担います。

SDGsとの関わり
音楽や芸術を与えられる娯楽として消費するだけでなく、自分たちの時代、地域の独自の音楽を生み出し地域独自の音楽文化の創造力をもつということは、「自分たちが創作側になる」ということにつながる「質の高い自発性を育む教育」の基礎です。一部の有名な音楽だけが大量流通消費されるだけでなく、様々な文化を背景とした現代の各地の創作家が発表機会を持ち紹介されることは多様な文化の尊重と平等にとって重要です。 また、誰もが音楽でも自己表現ができる教育も重要です。音楽家が社会の中で暮らせる文化経済の形成も重要です。


参加メンバー

近藤 浩平(作曲家)
智内 威雄(ピアニスト、ワンハンドピアノミュージック)
田口雅英(作曲家)
清水友美(ピアニスト、作曲家、パフォーマー)
野村誠(作曲家、パフォーマー)