作曲:近藤浩平
木管5重奏曲「上海の猫」 作品72
Wind Quintet “The Cat in Shanghai” op.72
少し中国風の楽しい旋律の木管五重奏曲。全3楽章で約11分。マザーアースからパート譜付きの楽譜が出版されています。
アンサンブルのコンテストや、演奏会の曲目にも好適。楽章抜粋の演奏も可能。
編成:Fl,Ob,Cl.Fag,Hrn(木管五重奏)
演奏時間:約11分(第1楽章 5’05” 第2楽章 2’30” 第3楽章 3’15”)
作曲年:2003,3,7-2003,6,9
初演データ:2004年3月5日 西宮市甲東ホール MU楽団 室内楽の現在
Fl.江戸聖一郎 Ob.平山幸子 Cl.福前裕子 Fag.原梢 Hrn.永武靖子
出版楽譜:マザーアース株式会社より出版
マザーアースのサイトで購入できます。楽譜店等でも取り寄せ可能。
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作品解説:
上海の音楽素材が直接に使われているわけではないが、少しばかりこの都市のリズムとテンポを反映しているところがあるかもしれない。鮮明な旋律性により、日常的なレパートリーになり得る平明な木管5重奏曲を目標として書いた。活発でありながら長閑な休息の音楽。3楽章からなる作品。美味しいものが多い街には猫もたくさん住んでいるものである。京都市立芸術大学の学生(初演当時)をメンバーとするMU楽団により初演された楽しい作品。
作曲者プロフィール:
近藤浩平(こんどう こうへい)
1965年兵庫県宝塚市生まれ。関西学院大学文学部美学科にて畑道也に音楽学を学ぶ。作曲は独学。1999年、2002年国際ピアノデュオコンクール作曲部門入選。2008年日本の音楽展・作曲賞入選。山や自然に関わる作品が多い。「日本の作曲家2007」(JFC主催)「アジアの伝統・現代」(JFC主催)などでも作品が取り上げられている。2006年にはピアノ協奏曲が福村麻矢の独奏、パオロ・フェッラーラ指揮の関西フィルハーモニー管弦楽団によって初演された。作品はマザーアース、日本作曲家協議会、リコーダーJP、PTNA全日本ピアノ指導者協会から出版されている。日本作曲家協議会会員。
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近藤浩平の木管を含む他の作品:
3つのヴァリエーションルート 編成:クラリネット、ピアノ
フルート、ファゴットとピアノの為の「海流の巡る所」 編成:フルート、ファゴット、ピアノ
オーボエ3重奏の為の「島と山の小品」 編成:オーボエ、オーボエ、イングリッシュホルン
歌曲集「うみ山のあいだ」 (日本作曲家協議会刊)編成:ソプラノ、オーボエ 詩:江森國友→マザーアース購入ページ(クリック)
南の小協奏曲(マザーアース刊) 編成:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、打楽器→マザーアース購入ページ(クリック)
白い岩山への行進第2番 編成:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ
旅について 編成:フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ
単純な場所第1番 編成:ホルン6重奏
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